ふたりのためにも、強くならなければ。


5月。

元号「令和」時代の幕開け。

10連休のGWもそろそろ折り返し。







休日の公園が苦手でした。
目を背けたくても「幸せな家族」像が目に入ってくるから。

パパ。
ママ。
子供。

両親の揃った普通の家族。

片親家庭が不幸せな訳ないんだけど。
両親揃っていれば必ず幸せと言うわけでもないんだけど。
どうしても自分が望んでいた「幸せな日曜日」の姿に、まだ心が揺さぶられてしまう。

「あなたが生きていれば、私たちもそんな姿でココにいられたのに」

そんなどうしようもない考えが、私の頭を私の意思とは関係なしに支配する。

踏ん張ってないと崩れ落ちそうになる。
上を向いていないと涙が落ちそうになる。







でもね。

スリングの中では、スヤスヤ眠る愛がいて。
震える私の手を握ってくれる海は、大はしゃぎで飛び跳ねているの。

私の気持ちなんておかまいなしなの。

ふたりの姿に救われる。








でもね。

2歳になった海は、たぶんお友達にいる「パパ」が自分にはいないことをそろそろ理解し始めているし、愛だってそのうち理解するでしょう。
いつでも見守っていてくれている自分達だけの「パパ」がいることを理解するまでは、目に見えない「パパ」を恋しがるでしょう。

日常的に目にする家族、耳にする家族、それらを通して傷つくこともきっと私以上だ。

今、私が感じているこの気持ちは、これからふたりが体感することになるでしょう。

やりきれない気持ち。
どうすることもできない寂しさ。
「ママ」では埋めることのできない大きな存在。







それでも、
残された私たちは生きていかなければいけない。

日曜日の公園に負けてはいけない。

だって、こんなに楽しそうに滑り台をする笑顔があるから。








パパがいないのは寂しいけれど。
それはどうすることもできないけど。
何をしたって消えっこない寂しさだけど。

「パパがいればもっと最高だけど、ママだけでも最高だよ!」

言葉にしなくてもいい。

いつか、そんな風に心から思ってくれる日が来たら、私の人生は完璧だ。






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